東北公益文科大学大学院では、11月?12月に、4つの催しをオンラインにて開催しました。
◆大学院オープンキャンパス◆
研究科長による大学院の紹介から始まり、玉井准教授によるセミナーでは、日本では報道されないアメリカ大統領選挙のポイントを講義していただきました。
修了生2名は、「大学院生ぐらし~過去?現在?未来~」「サードプレイスを手に入れて」と題し、入学の経緯や、社会人が大学院で学ぶ価値、大学院生生活で得られたものなどをお話ししてくださいました。
参加された方からは「学びの勇気をもらった!」との声をいただきました。
◆スクール(学校)ソーシャルワークシンポジウム◆
5回目となる今回は「これからのスクールソーシャルワークを考える」をテーマに開催しました。
スクールソーシャルワークの第一人者である鈴木庸裕氏(日本福祉大学 教育?心理学部子ども発達学科教授、福島大学名誉教授)の基調講演の後、庄内地域で中学校教員、教育相談専門員として働く本学院生から、現場での気づきや課題について報告してもらいました。東北の教育風土に基づいたスクールソーシャルワーク事業の課題や、今後の可能性について考える機会となりました。
◆特別講座「SDGsで考えるこれからの社会と公益」(全4回)◆
SDGs(持続可能な開発目標)とは何かを具体例を通して学び、これからの社会のあり方を地域のみなさまと共に考える機会として、各回ゲストスピーカーをお招きし、ご講演いただきました。
第1回10月19日(月)「山形県を舞台にしたSDGs活動」(リコージャパン株式会社)
第2回11月11日(水)「SDGs時代のCSR経営」(SOMPOホールディングス株式会社)
第3回12月2日(水)「女性活躍とSDGs」(KPMGあずさサステナビリティ株式会社)
第4回12月14日(月)「SDGs未来都市鶴岡」(鶴岡市企画部政策企画課)
(第1回の様子はこちらから)
全4回を通して、SDGsをめぐる企業のさまざまな取り組みや、コロナ禍において発生した女性活躍の問題点、「SDGs未来都市」に採択された鶴岡市の取り組みなど、幅広い話題について考える機会となりました。
◆第10回知の拠点庄内シンポジウム◆
庄内地域の4つの高等教育機関により、庄内らしい有機農業のかたちについて考えるシンポジウムを開催しました。
講演は、農林水産省 生産局 農業環境対策課長と鶴岡市農林水産部長にお願いし、日本?世界?鶴岡市における有機農業の実態についてお話しいただきました。
車座座談会では、有機農業の実践経験が長い方と、有機農業を始めたばかり?学んでいる方による座談会を行い、具体的な悩みの解決や、有機農業の可能性、今後の庄内地域に期待されることなどについて意見を交換しました。
本学では、今後も地域の皆様を対象に催しを行ってまいります。
また、本学大学院にご興味のある方は、見学や相談に応じます!ご遠慮なくお問い合わせください。
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