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SDGs探究プログラム(コミュニティ&ビジネス)実習報告会を開催しました


学生活動

 SDGs探究プログラムとは、入学後のできるだけ早いタイミングで、地域や企業など学外の複数の機関で実習を行うことにより、社会の仕組みを理解し、その持続可能性を高めるための幅広い視野を養うプログラム。ギャップイヤープログラムからリニューアルして初の実施となった今年度は、1年生9名が実習を希望。活動拠点が同じである「コミュニティ」と「ビジネス」を統合した「コミュニティ&ビジネス」領域と、「グローカル」領域の二つから希望領域を選択し、それぞれ6名と3名が実習に臨みました。

 コミュニティ&ビジネスの実習は、これまでも長期学外学修プログラムの受け入れなどで大変お世話になってきた日向コミュニティ振興会さんに、今回もたくさんの協力をいただき行われました。また、今回は株式会社良品計画の皆さまからもご指導?アドバイスをいただきながら進められました。学生たちは、4月後半から事前学修を開始し、6月の第2クォーターからは、ほぼ毎週末、フィールドワークなどの実習を実施。集大成として、9月24日(金)に、日向コミュニティセンターで実習報告会が行われました。

 はじめに全員で、地域理解のためのフィールドワークやホタル観賞会、MUJI移動販売での実習、日向かるたづくりのワークショップなど実習の概要を説明し、その後、チーム報告が行われました。
 まずは、モノチーム。モノチームの3人が設定したテーマは「モノづくりを通した交流の場づくり」。日向でモノづくりを実践している方を講師に、ビンテージボタンを活用したフォトフレームづくりのワークショップを企画しました。開催にあたってはチラシづくりや集客に苦労したようですが、ワークショップを通じて交流の場をつくるきっかけ作りができたことが報告されました。
 続いて、人チーム。「地域内外の人の関係を深めたい」という想いを抱き、ヒアリングやアイデア出しなどで、さまざま悩み話し合って3人が出した結論は「カフェを活用して、関係人口と地域を結びつけることができないか?」。日向コミセンの日向里かふぇ入口に「学生コンシェルジュ」の看板を掲げ、日向を訪れた方に、学生自らが情報提供を行う取り組みを実践しました。反省点もさまざま残ったようですが、発表からは悩みながらも真摯に課題に取り組んだ様子が伺えました。

 最後は一人ひとりが、実習で得た気づきを個人発表。学生たちからは、「日向地区の人々の温かさに触れて、人と関わることや話すことの楽しさを知った」「地域の方の行動力と前向きさに本当に驚かされた」「日向のことが他人ゴトではなくなった」「今回、この地域や人に携われたことが大きな財産」などのコメントが出されました。報告会には、実習担当の小関久恵准教授?鎌田剛准教授のほか、地域の方や日向コミュニティ振興会のスタッフの方々、株式会社良品計画の方々、Praxisの先輩学生らも出席。実習学生たちに、たくさんのアドバイスや心温まる励まし、今後もぜひ一緒に!のメッセージなどが送られました。
 1年生という早い段階で貴重な体験を積んだ学生たち、この体験を今後の学生生活に活かすとともに、今回得た日向の方々や地域との縁をこれからも紡いでいってほしいと感じました。